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アサラトを購入したみたものの、なかなか上達しない方。大丈夫です!
近くに教えてくれる人がいなくてもウェブで何でも学べる時代、
初心者だからこそ基礎や基本を癖をつけずに習得できるのです。

アサラトは"振りもの系"パーカッションの中でもジャグリング的要素が強いため、アクロバティックな技に目が行きがちですが、楽器ということを決して忘れてはいけません。上級者になればなるほどアサラトが音階を持ちメロディーを奏でています。目よりも耳、派手なトリックよりも音を意識して基礎を練習することが、初心者にとって上達への一番の近道と言えるでしょう。

フランス在住のミュージシャンであり、アサラト愛好者でもあるDe Zeusさんが2008年から配信開始したアサラト基礎講座 は解り易く基礎中の基礎から丁寧に解説してくれています。(オリジナルが削除されたので転載版のみ閲覧できるようです。2013.7)

人気の特徴としては、

(1)0からアサラトをスタート。
(2)リズム中心 ― 楽器としてアサラトを意識。
(3)「動き」のみで解説。


不器用そうな大柄フランス人が複雑なリズムを奏でいく姿は見ていてとても楽しいです。
テロップなど無駄を省き、映像と音のみで構成されていることから言語・国境を超えた世界中のアサラト初心者の方に参照されている講座となっています。

また本編の後半ではDe Zeusさんだけではカバーできない基本動作(フリップフロップ<Flip Frop>やクリック<Click>)は、米国在住のasalatomasterさん。日本からはHindouさんの「細かくて伝わるアサラト講座」からも引用させていただいています。

丸いブログでは皆様の素晴らしいアサラト講座に敬意を表して、
初心者に解りやすく解説を加えていきたいと思います。

注意 :片手解説動画でも、利き手だけでなく、必ずもう片方の手でも練習して下さい。

【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson1−
《シェイク - Shake編》(France,2008)
基本的な持ち方は手をピースにして人差し指と中指でアサラトを垂らすところから始まります。
(余談ですが欧米人や西アフリカでは中指と薬指で挟む方もたくさんいます。)

まずアサラトをシェイカーとして認識しましょう。 手のひらで実をしっかり包み込むことでシェイク音がこもった閉塞音が出ます。 逆に手を開くことでシェイク音が開いた開放音となります。
アサラトでグルーヴあるリズムを作るときにこの閉塞音開放音を意識することはとっても重要です。


【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson2−
《グラブフリップ - Grab Flip編》(France,2008)
フリップサイド(小指側)でグラブ(握る)です。
グラブをマスターしておくことで、今後ディレイ(Delay)やクリック(Click)などリズムパターンに応用が利きます。 振ることよりもまず掴むことに慣れましょう。

コツは握りにいくのではなく、待つことです。 どんな振り方をしてアサラトは必ず小指側に戻ってきます。
焦って捕まえにいくのではなく、彼のようにリラックスして構えて待つことが大事です。

上級者は「タン」という音の強弱をコントロールすることが必要です。シェイク音が散らばらないように意識することで、無駄な力をいれずに大きなアタック音(タン)が鳴るようになります。


[備考] Flip - フリップサイド(小指側)、 Frop - フロップサイド(親指側)


【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson3−
《ハングフロップ - Hung Frop編》(France,2008)
先ほどの逆。フロップサイド(親指側)でボールをハング(垂らす)して受け止めることです。
今回は握るのではなくもう片方のボールを使って、ボールの勢いを止めることでアタック音(タン)が鳴ります。


【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson4−
《シェイク → ハングフロップ - Shake → Hung Frop編》(France,2008)
Lesson1での閉塞音シェイクからLesson3での親指側での受け止め。
焦らず彼のようにリズムカルにこなしていきましょう。



【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson5−
《シェイク → ハングフロップ → グラブフリップ- Shake → Hung Frop → Grab Flip編》(France,2008)
今までの集大成。シェイクからの親指側で受け止め、小指側でキャッチです。
これでだいぶ楽器らしくなってきました。一応ここまで出来れば簡単なセッションに参加できると思います。



【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Lesson6−
《シェイク → ハングフロップ → グラブフリップ- Shake → Hung Frop → Grab Flip編》(France,2008)
基本的にはLesson5と同じですが、シェイクを1回だけに。
彼のようにリズムカルにプレイするのには遠心力を味方にしなれけばいけません。

このリズムはアサラトにおいて一番基礎中の基礎。とにかく一番大事な基本動作なのです。
単調なリズムですがスピードを変化させることでHIPHOP,Reggae,House,Techno,などあらゆるジャンルの音楽に合わせることができるのです。

とにかくこのリズムパターンを出せるように、めげずに何度も何度も練習しましょう。

両手でプレイしてみましょう。これが本稿、【最も解り易い】アサラト基礎講座の集大成です。
初心者の方は両手でいつでも出せるように必ずマスターして下さい。

中級者の方はまずBPM(曲のスピード)を一定にすることを意識しましょう。また、4小節に1回違う音を鳴らしたり、シェイク音の強弱でループをつくり、【 Groove <グルーヴ> ― リズムにおけるうねり 】を発生させ、セッション時でもマエストロ(指揮者)となり周囲を誘導していきましょう。

そのレベルまでいけば、リズムは単調でも上級者の方々と十分楽しくセッションができます。

一人で練習する場合は、いろんな音楽をかけて合わせてみましょう。

《Asalato Practice with Duck Sauce Barbra Streisand》(UK,2014)
こちらは2014年にグラミー賞(Best Dance Music部門受賞)のDUCK SAUCE - Barbra Streisand で合わせた場合。

【最も解り易い】アサラト基礎講座 −番外FlipFrop編−

《フリップフロップ - Flip Frop編》(US,2011)
De Zeusさんのアサラト講座には日本で基本動作とされているフリップフロップが紹介されてていません。
そこで、米国在住のasalatomasterさんの講座を参照してみましょう。
実はLesson6まで出来ていればフリップフロップは既に習得しているかもしれません。
小指側でのキャッチ(Grab Frip)や親指側での受け止め(Hung Frop)をせずに振ります。
フリップフロップで気持ち良いグルーヴを奏でるには水平・垂直で振ることを身につけ、遠心力を味方にすることが必要不可欠です。ポイントは「肘の位置を固定」と「紐の支点を固定」の2点です。
― 肘の位置を固定
まず背筋を伸ばし姿勢を正し、肘を固定し軸がぶれないように柔らかくチョップする感覚で振ること。
― 紐の支点を固定
人差し指と中指に挟まれた紐の支点がぶれないように、シェイク音がはっきり出るように水平・垂直で振ること
 
手をデンデン太鼓のように手をひるがえしてはいけません。 
どちらかというと遠い昔に日本でも流行したアメリカンクラッカーに近い感覚です。
    
70-80'sに爆発的に流行したアメリカンクラッカー(US,2010)
【閑話休息
日本(または日本の影響を受けているアジア)では基本動作とされているフリップフロップ(Flip Frop)は、本場西アフリカや欧州でのアサラトプレイヤーはあまりしません。理由は分かりませんが、フリップフロップ(Flip Frop)で奏でられる3拍子は彼らにとって音楽と合わせ難いのかもしれません。

しかし、両手でリズムパターンを組み合わせるときにフリップフロップ(Flip Frop)はとても重要なリズムなのは変わりありません。



【最も解り易い】アサラト基礎講座 −Hindouさん クリック編−

《フリップフロップ(クリック付き) - Flip Frop and Click編》(Japan,2010)
日本を代表するアサラトプレイヤーHindouさんによるクリック講座です。
クリック(Click)とは小指側でのキャッチ(Grab Frip)や親指側での受け止め(Hung Frop)の最中に意図的に球同士をあてアタック音を増やすことです。 クリック音を自由自在に操ることで、3拍子から4拍子に変更するなど、リズムパターンを大きく変えることができます。





【最も解り易い】アサラト基礎講座 −西アフリカ番外編−

《フリップフロップ(クリック付き) - Flip Frop and Click編》(West Africa,2011)
今まで【最も解り易い】アサラト基礎講座で細かい動きを解説してきましたが、 今回は本場西アフリカ人による総集・復習編です。おっちゃんのように両手でクリックを効かして、リズムを崩さずプレイすることで自然とグルーヴが生まれます。

ここまで出来ればいろんなミュージシャンの方とジャンルの垣根を越えて楽しくセッションできます。

以上、
【最も解り易い】アサラト基礎講座でした。ご清聴ありがとうございました。

 - 追記 -
"振りもの"と"叩きもの"の2つ顔を持つアサラト ― 習得するのはとても難しいです。
しかし、魅力はやはりこの手軽な小ささ。どこにいてもリズムで遊ぶことができて、上達するとドラムセットの代用にまで化けることになります。詳しくは西アフリカ編をどうぞ。




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